
こちらは、80年代後半に発売されたYAMAHA製のリズム・マシン、
RX-7です。
大学在学時、某所のハー○オフにて購入しました。
見た目がカッコいいし、何より、とある歌手のアルバムで使用機材として記載されているのを見たことがあったんですよね(確か
小比類巻かほるだったかな?)。
YAMAHAからリリースされた“RXシリーズ”には色々と種類がありますが、私が調べた限り、どうやらこのRX-7というのは先行機種であるRX-5の廉価版のような位置付けで、「
性能は若干劣るが、そのかわり多機能にしてある」という、そんな存在であったようです。
「音色が100個ある」というのを売りにしており、ドラム音の他に、ベースですとか、ギター、マリンバ、クラヴィコード、ブラス、オケヒット……等、メロディを弾けるような音色もいくつか組み込まれています。
これがまた、他の音源にはなかなか無いような、
絶妙にオモチャっぽい音をしていて面白いのです。
ただ、どういうワケかどれもこれもサスティンが非常に短く、
四分音符一個ぶんくらいしか音が続かないため、弾けるフレーズは非常に限られますが……。
基本的には内蔵シーケンサーによってフレーズを組み立てることを前提とした造りになっていますが、MIDIに対応していることもあって、やろうと思えばパソコンに繋げられます。
そうやって使ってみると、もともと音色が豊富なこともあって、色々な使い道があり面白いです。
通常の使い方だと、それぞれのパッドに割り当てられた数しか音を鳴らせませんが、機能を切り替えると、ひとつひとつの音色に音階を付けながら自由に演奏することが出来るようになります(ベースやマリンバの音色は、そうやって使うのですね)。
ドラムも音程を自由自在に乱高下させることが出来るようになります。
個人的には、スネアなどは、デフォルトの状態よりも若干低めの音程で鳴らしたほうが
それっぽい音になると思います。
詳しい人にとっては周知のことと思われますが、YAMAHA製の音源というのは基本的にドラムが独特な音をしており、昔のものは特にそれが顕著です。
なんとなく音のトーンが低く、キレの良さよりも太さを重視した丸みのある音色になっています。
私は頭の中で、それらを勝手に
“イモドラム”(芋みてぇなドラム、の意)と呼んでいるのですが、スネアやタムだけでなくハイハットやクラッシュ・シンバルでさえもそうであり、
ツッチーツッツチー☆という
無駄に重量感のある音がします。
おそらく、時代が時代なので、サンプリング・ビットレート(要は音質)の低さがそうさせたのでしょう。
サンプリング・ビットレートの都合か、イコライザーによる音作りの自由度はそんなに高くはなく、出来る限りドラムを目立たせるようなミキシングを心がけても結局は控えめな存在感に落ち着いてしまったりするので、その点は注意が必要です。
posted by グラスホッパー at 23:50|
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