2015年11月07日

15の夜(←ミクにとっての)

初音ミクは16歳の誕生日になると養成所を卒業して人間の世界に行くことになっているそうなのですが、その前には色んなことがあったようです。


落書きの仕様書と エロばかり見てる彼
超高級機材の一覧 届かない夢を見てる
置き場の無い自室は 扉閉まらない
18禁のゲーム落として 見つかれば逃げ場もない

しゃがんで固まり 背を向けながら
ディスクのひとつも買ってくれない オタクたちを睨む
そして仲間たちは今夜 デビューの計画だという
とにかくもう 最近の邦楽は聴いてられない
自分の存在が何なのかさえ分からず震えている 15の夜

盗んだMIDIで歌いだす 法律も分からぬまま
暗い夜の帳(とばり)の中で
メジャーが何ぼのもんじゃいと 逃げ込んだニ〇ニコで
スターになれた気がした 15の夜
posted by グラスホッパー at 21:56| Comment(0) | 架空の会話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月05日

使用機材その2 RX-7(YAMAHA)

CA3I0027.jpg

こちらは、80年代後半に発売されたYAMAHA製のリズム・マシン、RX-7です。
大学在学時、某所のハー○オフにて購入しました。

見た目がカッコいいし、何より、とある歌手のアルバムで使用機材として記載されているのを見たことがあったんですよね(確か小比類巻かほるだったかな?)。

YAMAHAからリリースされた“RXシリーズ”には色々と種類がありますが、私が調べた限り、どうやらこのRX-7というのは先行機種であるRX-5の廉価版のような位置付けで、「性能は若干劣るが、そのかわり多機能にしてある」という、そんな存在であったようです。
「音色が100個ある」というのを売りにしており、ドラム音の他に、ベースですとか、ギター、マリンバ、クラヴィコード、ブラス、オケヒット……等、メロディを弾けるような音色もいくつか組み込まれています。
これがまた、他の音源にはなかなか無いような、絶妙にオモチャっぽい音をしていて面白いのです。

ただ、どういうワケかどれもこれもサスティンが非常に短く、四分音符一個ぶんくらいしか音が続かないため、弾けるフレーズは非常に限られますが……。

基本的には内蔵シーケンサーによってフレーズを組み立てることを前提とした造りになっていますが、MIDIに対応していることもあって、やろうと思えばパソコンに繋げられます。
そうやって使ってみると、もともと音色が豊富なこともあって、色々な使い道があり面白いです。

通常の使い方だと、それぞれのパッドに割り当てられた数しか音を鳴らせませんが、機能を切り替えると、ひとつひとつの音色に音階を付けながら自由に演奏することが出来るようになります(ベースやマリンバの音色は、そうやって使うのですね)。
ドラムも音程を自由自在に乱高下させることが出来るようになります。
個人的には、スネアなどは、デフォルトの状態よりも若干低めの音程で鳴らしたほうがそれっぽい音になると思います。

詳しい人にとっては周知のことと思われますが、YAMAHA製の音源というのは基本的にドラムが独特な音をしており、昔のものは特にそれが顕著です。
なんとなく音のトーンが低く、キレの良さよりも太さを重視した丸みのある音色になっています。

私は頭の中で、それらを勝手に“イモドラム”(芋みてぇなドラム、の意)と呼んでいるのですが、スネアやタムだけでなくハイハットやクラッシュ・シンバルでさえもそうであり、ツッチーツッツチー☆という無駄に重量感のある音がします。
おそらく、時代が時代なので、サンプリング・ビットレート(要は音質)の低さがそうさせたのでしょう。

サンプリング・ビットレートの都合か、イコライザーによる音作りの自由度はそんなに高くはなく、出来る限りドラムを目立たせるようなミキシングを心がけても結局は控えめな存在感に落ち着いてしまったりするので、その点は注意が必要です。
posted by グラスホッパー at 23:50| Comment(0) | 機材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月02日

使用機材その1 SC-88

SC-88(2).jpg

ある程度コンピューター音楽に詳しい人であれば、もはや知らない人はいないんじゃないか?っていうくらいの有名な機種なわけですが…。

こちらは90年代初頭に発売されたローランドのMIDI音源、SC-88です。
ちなみに、SCというのは「サウンド・キャンパス」の意のようです。
先代の機種であるSC-55や上位機種であるSC-88proと共に、この手の音源の中でトップクラスの普及率を誇っていました。

こういう音源で作られた楽曲は、最近だとよくジャスコ(スーパーマーケットで流れてそうな音楽、の意)などとネタにされているらしく、初めてそれを知ったときは笑ったものですが、現在のようにCDクオリティの実音をそのまま潤沢に使用できるような環境ではなかった昔の頃のカラオケボックスの伴奏データは、これらSCシリーズで作られたものも数多くあったようです。
それでも、あんまり安っぽさを感じないのは、データを製作した職人たちがとんでもねぇバケモノ揃いだったからです。

私がこの機種を手にしたのは09年ごろ。
作曲活動を営んでいる知人から譲ってもらいました(そういえば、それっきり久しくお会いしてないな…)。

私は当時から作曲をやっていましたが、作曲ソフトに標準で付いているようなソフトウェアMIDI音源しか持っていなかったため、そんな私を不憫に想い、「MIDIやってるんならコレくらい持ってたほうがいい」と、おさがりをプレゼントしてくれたのです。

SCシリーズの実機なんてものは、当時の私にとって見ればとんでもねぇ高嶺の花であり、こんなものをプレゼントしてもらって本当に嬉しかったのをよく覚えています。
実際、環境は激変し、作曲活動はかなりスムーズになりました。

ところで、個人サークルを立ち上げて以来、「あのグラスホッパーって奴は、何でもかんでもSC-88で作ってるらしいぜ」みたいなことを周りの人からよく言われたのですが、
別にそんなことはありませんから!(泣)

楽曲の根幹となるようなトラックは他の機材に任せ、キーボードやストリングス、ブラスなど、補助的な面で仕事をしてもらっています。
posted by グラスホッパー at 13:34| Comment(2) | 機材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする